佐渡の伝統芸能のひとつ。延宝(1673)の頃、大阪の岡本文弥によって語り始められた古浄瑠璃を地に、首も胴も手もひとりで遣う人形が演じる芝居。文弥節は泣き節とも言われ哀切感がただよう。したがって世論物に合うようだが文弥人形の演目を見ると、そればかりではない。出世影清、小栗判官、国性爺合戦など男性的な動きが入ったものも多く見られる。